字が汚い人は仕事ができない?
- 2018.11.10
- 会社経営

あえて煽りっぽいタイトルにしましたが、字が汚い人いますよねーという話です。
字が汚いとは
私の言う字の綺麗さ・汚さとは、小学校でほめられる教科書的なとめ・はねを意識した「正しい」字を書けるか、ということではないです。ものすごい「くせ字」でも「まる字」でも問題ないです。
私がいう「字が汚い」は、きれいに書こうという意識がない字です。
- 入力欄の中央や下端にあわせるでもなく中途半端な位置に書いてある
- 入力個所に対して曲がっている
- 文字の大きさがバラバラである
- 1つの文字の中の並んだ線ですら平行になっていない
など・・・一言でいうと「バランスが悪い」ということです。
字が汚い人は仕事ができない
私が経営する小さな会社で、採用をして部下として仕事をしてもらった中での少ない経験則でしかないですが…「文字が汚い人は、仕事を求めるレベルで遂行できない」というのは、けっこう的を得ているような気がしているので、その考察をしてみます。
字が汚い=細かいことを気にすることができていない
字が汚いということは、きれいに書こうという意識がないということです。
- 記入欄の中でどこに書いたらよいか
- 文字の大きさはどのくらいがよいか
- 曲がったりしていないか
これらのことを、まったく考えていないと字が汚い=バランスが悪い文字を書くということになります。文字なんてお手本がそこらにいくらでもあり、それをよく観察して真似れば誰だって一定レベルでは、書けるものです。
うちの会社は、デジタルコンテンツの制作会社なので…
例えば「1つの四角の中に4文字のテキストをいれる」たったそれだけでも、位置はどうするか、文字サイズはどうするか、字体はどうするかなどいろいろ気にして仕事をする必要があります。
自分が見直すためのメモ書きならともかく、人に提出する書類の字が汚い人は、人に読んでもらうために読みやすく書くということすらできていないので、たいてい、次のような特徴があります。
- 美的センスがない
- 業務の理解が浅い
- 先を予見した行動ができない
手書きの履歴書は愚の骨頂
少し話がずれますが「履歴書は手書きで」という昭和の風習が残っている企業も多いと聞きます。
字が汚い=仕事ができないというなら、手書きの履歴書を書かせるというのは一見合理的ですが、うちの会社では手書き履歴書の提出は求めていません。
むしろ手書きかどうかというより、紙での提出が意味ないので、求人サイトからのエントリー情報+その他必要な情報はフォームから送信してもらう形としています。紙でもらったら、処分にもコストかかりますし、最近はなぜか個人情報保護法を引き合いに出して「返却しろ」とか言ってくる人がいますし。(みなさん、そんな法律も判例もありませんよ…)
まぁ、採用までのプロセスで手書き文字を見る機会がないので「字汚いな」「仕事できないな」ということに、入社後気づくのですが…
まずは丁寧に字を書こう
ということで、これといったオチもない記事ではあるのですが…
まずは「客観的に読みやすいか」を考えて、丁寧に文字を書いてみよう
ただの「文字を書く」ということに対して、客観的に見る、という視点をもつだけで、ちょっと仕事に対する見方が変わるかもしれません。
昨今は手書きで文字書く機会かなり減ってますけどね…
社会人のみなさんは年末調整の書類などを書く時期かと思いますので、気に留めてみていただければ。
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